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盲探
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めくらさぐ
ふりがな文庫
“
盲探
(
めくらさぐ
)” の例文
兩國だけぢやわからないが、それでも江戸中を
盲探
(
めくらさぐ
)
りに搜し廻るよりは樂だらう。——兩國へ行つたら、
輕業
(
かるわざ
)
、足藝、玉乘りの小娘に氣をつけて見るが宜い。
銭形平次捕物控:171 偽八五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
併
(
しか
)
し
彼女
(
かれ
)
は
飽
(
あく
)
までも強情であった。倒るるまでは進むという覚悟で、方角も知らずに起きつ
転
(
ころ
)
んづ、
盲探
(
めくらさぐ
)
りに辿って行くと、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も普通の
山路
(
やまみち
)
らしい処まで漕ぎ着けた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
と思う
中
(
うち
)
に、光は
忽
(
たちま
)
ち消えて座敷は再び
旧
(
もと
)
の闇、
彼
(
か
)
の恐しい婦人の姿も共に消えて
了
(
しま
)
った、私は転げるように寝台から
飛降
(
とびお
)
りて、
盲探
(
めくらさぐ
)
りに
燧木
(
マッチ
)
を探り
把
(
と
)
って、慌てて座敷の
瓦斯
(
ガス
)
に火を
点
(
とぼ
)
し
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
盲
常用漢字
中学
部首:⽬
8画
探
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“盲”で始まる語句
盲目
盲
盲人
盲目縞
盲縞
盲滅法
盲者
盲法師
盲目滅法
盲亀