“盲滅法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めくらめっぽう93.8%
めくらめつぽふ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうなると、世間は盲滅法めくらめっぽうに君をもっともだとしてしまうだろう。——おれはどうかというと、おれはもう失われた人間なのである。——
道化者 (新字新仮名) / パウル・トーマス・マン(著)
お浜は、まるで気が狂ったように、箒をふりまわして、勘作の顔といわず、手といわず、盲滅法めくらめっぽうに打ってかかった。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
此夜更けに盲滅法めくらめつぽふに根岸へ飛んで行つたところでどうにもならず、唯一の便りは山谷の巳之松の巣ですが、それも土地の御用聞に頼んで嚴重に見張らせてる外に