“皮下注射”の読み方と例文
読み方割合
ひかちうしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日きのふ午後ごゝより谷中やなかかゝさんが急病きうびやう癪氣しやくけ御座ござんすさうな、つよく胸先むなさきへさしみまして、一はとても此世このよものではるまいとふたれど、お醫者いしやさまの皮下注射ひかちうしややらなにやらにて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さま/″\ものをおもひたまへば、奧樣おくさま時々とき/\しやくおこくせつきて、はげしきとき仰向あほのけたほれて、いまにもるばかりのるしみ、はじめ皮下注射ひかちうしやなど醫者いしやをもちけれど、日毎夜毎ひごとよごとたびかさなれば
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)