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白袴
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しろばかま
ふりがな文庫
“
白袴
(
しろばかま
)” の例文
紺屋
(
こうや
)
の
白袴
(
しろばかま
)
どころでなく、これでは柳吉の遊びに油を注ぐために商売をしているようなものだと、蝶子はだんだん後悔した。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
紺屋
(
こうや
)
の
白袴
(
しろばかま
)
かと訊いたら、
未
(
ま
)
だ自分の鼻に応用するほど確信がないと答えました。金さえ儲かれば
宜
(
い
)
いんでしょう。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
一人が、槍をもって、
甲
(
かぶと
)
をつけた頭を持上げながら、腹
這
(
ば
)
いに進んでいた。その後方から、竹胴に、
白袴
(
しろばかま
)
をつけ、鉢巻をしたのが、同じように、少しずつ、前進していた。
近藤勇と科学
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
一火をはじめ
白袴
(
しろばかま
)
の
門下
(
もんか
)
たちが、あたりの役人を
押
(
お
)
しわけて前へすすんできたかと思うと、地上に気をうしなってたおれていた
美女
(
びじょ
)
のからだを、てんぐるまにかつぎあげて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平野
踊
(
をどり
)
の
舞人
(
まひびと
)
と思はるる黒紋附に
白袴
(
しろばかま
)
穿
(
は
)
きたるいでたちのボオイ達、こちたく塗れるおしろいの顔、
出場
(
でば
)
を
待遠
(
まちどほ
)
げに
此方彼方
(
こなたかなた
)
するが、
夜
(
よ
)
目に
変化
(
へんげ
)
のものの心地もせられて
可笑
(
をか
)
しく
候
(
さふら
)
ひき。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
袴
漢検準1級
部首:⾐
11画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々