“しろばかま”の漢字の書き方と例文
語句割合
白袴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一火をはじめ白袴しろばかま門下もんかたちが、あたりの役人をしわけて前へすすんできたかと思うと、地上に気をうしなってたおれていた美女びじょのからだを、てんぐるまにかつぎあげて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平野をどり舞人まひびとと思はるる黒紋附に白袴しろばかま穿きたるいでたちのボオイ達、こちたく塗れるおしろいの顔、出場でば待遠まちどほげに此方彼方こなたかなたするが、目に変化へんげのものの心地もせられて可笑をかしくさふらひき。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)