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白癩
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びゃくらい
ふりがな文庫
“
白癩
(
びゃくらい
)” の例文
ましてその天上皇帝の
遺
(
のこ
)
された、
摩利信乃法師
(
まりしのほうし
)
に
笞
(
しもと
)
を当つるものは、命終の時とも申さず、
明日
(
あす
)
が日にも諸天童子の現罰を蒙って、
白癩
(
びゃくらい
)
の身となり果てるぞよ。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
マーキュ
白癩
(
びゃくらい
)
、あのやうな
變妙來
(
へんめうらい
)
な、
異樣
(
おつ
)
に
氣取
(
きど
)
った
口吻
(
ものいひ
)
をしをる
奴
(
やつ
)
は
斃
(
くたば
)
りをれ、
陳奮漢
(
ちんぷんかん
)
め! 「イエスも
照覽
(
せうらん
)
あれ、
拔群
(
ばっくん
)
な
劍士
(
けんし
)
でござる! いや、
拔群
(
ばっくん
)
な
丈夫
(
ますらを
)
でござる!」
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
のみならず次第に衰弱する。その上この頃は
不如意
(
ふにょい
)
のため、思うように
療治
(
りょうじ
)
をさせることも出来ない。聞けば
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の神父の
医方
(
いほう
)
は
白癩
(
びゃくらい
)
さえ直すと云うことである。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その何人とも知れない
白癩
(
びゃくらい
)
どもの
面
(
おもて
)
が、新に燃え上った
芥火
(
あくたび
)
の光を浴びて、
星月夜
(
ほしづくよ
)
も見えないほど、前後左右から
頸
(
うなじ
)
をのばした気味悪さは、到底この世のものとは思われません。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一目見るのさえ気味の悪い
白癩
(
びゃくらい
)
になってしまったそうでございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
「
白癩
(
びゃくらい
)
めが! 親孝行でもしろ!」
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
癩
漢検1級
部首:⽧
21画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々