)” の例文
また、吉野の白檮かし横臼よくすを作りて、その横臼に大御酒おほみきみて、その大御酒を獻る時に、口鼓くちつづみを撃ちわざをなして、歌ひて曰ひしく
この妻は寂しけれども浅茅あさぢの露けき朝は裾かかげけり
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
枯れの冬草山の山肌の色をした小さな翼であつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
むぎのひまに罌粟けしのいふ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
白檮かしに 横臼よくすを作り