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玄孫
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げんそん
ふりがな文庫
“
玄孫
(
げんそん
)” の例文
という仔細は、臣が祖先は
中山靖王
(
ちゅうざんせいおう
)
の
後胤
(
こういん
)
、景帝の
玄孫
(
げんそん
)
にあたり、
劉雄
(
りゅうゆう
)
が孫、
劉弘
(
りゅうこう
)
の子こそ、不肖玄徳でありまする。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この自天王、———
後亀山帝
(
ごかめやまてい
)
の
玄孫
(
げんそん
)
に当らせられる
北山宮
(
きたやまのみや
)
と云うお方が実際におわしましたことは専門の歴史家も認めるところで、決して単なる伝説ではない。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
老子
(
らうし
)
は
隱君子
(
いんくんし
)
なり。
老子
(
らうし
)
の
子
(
こ
)
、
名
(
な
)
は
宗
(
そう
)
。
宗
(
そう
)
、
魏
(
ぎ
)
の
將
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
り、
段干
(
だんかん
)
に
封
(
ほう
)
ぜらる。
宗
(
そう
)
の
子
(
こ
)
は
注
(
ちう
)
。
注
(
ちう
)
の
子
(
こ
)
は
宮
(
きう
)
。
宮
(
きう
)
の
玄孫
(
げんそん
)
は
假
(
か
)
。
假
(
か
)
、
漢
(
かん
)
の
孝文帝
(
かうぶんてい
)
に
仕
(
つか
)
ふ。
而
(
しかう
)
して
假
(
か
)
の
子
(
こ
)
解
(
かい
)
、
膠西王卬
(
かうせいわうかう
)
の
(一六)
太傅
(
たいふ
)
と
爲
(
な
)
る。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
おまえはまぎれもなく
景帝
(
けいてい
)
の
玄孫
(
げんそん
)
なのです。この支那をひとたびは統一した帝王の血がおまえの体にながれているのです。あの剣は、その
印綬
(
いんじゅ
)
というてもよい物です
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“玄孫”の意味
《名詞》
玄孫(げんそん、やしゃご)
遠い子孫。
孫の孫。曽孫の子。本人を0代目として4代後の子孫。
(出典:Wiktionary)
玄
常用漢字
中学
部首:⽞
5画
孫
常用漢字
小4
部首:⼦
10画
“玄”で始まる語句
玄人
玄関
玄蕃
玄關
玄米
玄翁
玄
玄冶店
玄妙
玄徳