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熟
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つく/″\
ふりがな文庫
“
熟
(
つく/″\
)” の例文
しかし
熟
(
つく/″\
)
これを思へば、自己の態度を極めることが不可能ではないかと疑ふ。わたくしは少くもこれだけの事を自認する。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「
俺
(
お
)
らいつそもの
日
(
び
)
なんざ
無
(
ね
)
え
方
(
はう
)
がえゝ、さうでせえなけりや
出
(
で
)
てえた
思
(
おも
)
はねえから」おつぎは
熟
(
つく/″\
)
呟
(
つぶや
)
くことがあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
わたくしは
猝
(
にはか
)
に見て、大田の病人と蜀山人とは別人ではないかと疑つた。しかし
熟
(
つく/″\
)
おもへば同人であらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「えゝ
箆棒
(
べらぼう
)
な」と
相手
(
あひて
)
はいつて
畢
(
しま
)
つた。
内
(
うち
)
の
女房
(
にようばう
)
は
兩方
(
りやうはう
)
の
頭髮
(
あたま
)
を
熟
(
つく/″\
)
と
見
(
み
)
て
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
熟
常用漢字
小6
部首:⽕
15画
“熟”を含む語句
熟々
熟視
熟睡
早熟
成熟
爛熟
熟〻
半熟
熟柿
熟練
熟考
熟知
未成熟
黄熟
熟兎
未熟
熟慮
熟達
熟実
熟蝦夷
...