しょう)” の例文
貧乏のためにあなどりをこうむることとてはなき世の風俗なりしがゆえに、学問には勉強すれども、生計の一点においてはただ飄然ひょうぜんとして日月じつげつしょうする中に、政府は外国と条約を結び
いて道衍の為に解さば、ただれ道衍が天にくるの気と、自らたのむの材と、莾々もうもう蕩々とうとう糾々きゅうきゅう昂々こうこうとして、屈すからず、たわむ可からず、しょうす可からず、おさう可からざる者
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
俳句談に半日をしょうする位の事は珍らしくなかった。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)