トップ
>
消魂
>
けたゝま
ふりがな文庫
“
消魂
(
けたゝま
)” の例文
おつぎは
勘次
(
かんじ
)
の
居
(
ゐ
)
ない
時
(
とき
)
は
牝鷄
(
めんどり
)
が
消魂
(
けたゝま
)
しく
鳴
(
な
)
いて
出
(
で
)
れば
直
(
す
)
ぐに
塒
(
とや
)
を
覗
(
のぞ
)
いて
暖
(
あたゝ
)
かい
卵
(
たまご
)
の
一
(
ひと
)
つを
採
(
と
)
つて
卯平
(
うへい
)
の
筵
(
むしろ
)
へ
轉
(
ころ
)
がしてやることもあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『
萬望
(
どうぞ
)
、お
宥
(
ゆる
)
しを
願
(
ねが
)
ひます』と
愛
(
あい
)
ちやんは
消魂
(
けたゝま
)
しい
聲
(
こゑ
)
で
叫
(
さけ
)
んで、
再
(
ふたゝ
)
び
手早
(
てばや
)
く
彼等
(
かれら
)
を
拾
(
ひろ
)
ひ
上
(
あ
)
げました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
それは入学式の日のことであるが、
消魂
(
けたゝま
)
しいベルが鳴ると三人の先生が大勢の父兄たちを案内して控所へ来、手に持つた名簿を開けていち/\姓名を呼んで、百五十人を三組に分けた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
一人の猟人は
消魂
(
けたゝま
)
しく
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“消魂”で始まる語句
消魂敷