“洒(すゝ)” の例文
其の内でも私は尚(な)お萩原様の家来同様に畑をうなったり庭を掃いたり、使い早間(はやま)もして、嚊(かゝあ)は洒(すゝ)ぎ洗濯をしておるから、店賃(たなちん)もとらずに偶(たま)には小遣(こづかい)を貰ったり
さて長二はお母が貧乏の中で洒(すゝ)ぎ洗濯や針仕事をして養育するのを見かね、少しにても早くお母の手助けになろうと、十歳の時自分からお母に頼んで清兵衛親方の弟子になったのですから
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
女房おみねは萩原の宅(たく)へ参り煮焚(にたき)洒(すゝ)ぎ洗濯やお菜(かず)ごしらえお給仕などをしておりますゆえ、萩原も伴藏夫婦には孫店(まごだな)を貸しては置けど、店賃(たなちん)なしで住まわせて、折々(おり/\)は小遣(こづかい)や浴衣(ゆかた)などの古い物を遣(や)り