“潚洒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうしゃ66.7%
しや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岸の、弓形の、その椰子の並木路を、二頭だての馬車や、一頭立の潚洒しょうしゃな軽い馬車が、しっきりなしに通っている。めずらしい自動車も通る。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
陣羽織に竹の杖を持ち、潚洒しょうしゃたる姿で
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
潚洒しやれた花茣蓙と頭へ来るやうな香りの花で飾られた部屋——重い真黒な材で造つた葡萄牙ロコヽ風の珍らしい長椅子がある