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汚
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よ
ふりがな文庫
“
汚
(
よ
)” の例文
園丁来りて踏板の上に並べほしたる靴ぬぎの
汚
(
よ
)
ごれたる毛をはたく、チヨコレートの如き埃立つ。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
甲野さんは寝ながら日記を
記
(
つ
)
けだした。
横綴
(
よことじ
)
の茶の
表布
(
クロース
)
の少しは汗に
汚
(
よ
)
ごれた
角
(
かど
)
を、折るようにあけて、二三枚めくると、一
頁
(
ページ
)
の
三
(
さん
)
が
一
(
いち
)
ほど白い所が出て来た。甲野さんはここから書き始める。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
腐
(
くさ
)
れた野菜と胡蘿葡の
汚
(
よ
)
ごれた
溝
(
どぶ
)
どろのそばに、粗末な蓆の小屋をかけて、柔かな羽蟲の
縺
(
もつ
)
れを
哀
(
かな
)
しみながら、ただひとり金紙に緋縅の鎧をつけ、鍬形のついた甲を戴き
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
腐
(
くさ
)
れちらぼふ
骸炭
(
コオクス
)
に足も
汚
(
よ
)
ごれて
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
汚
(
よ
)
ごれたる硝子戸のまへに
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
ものとなき
鹹
(
しほ
)
の
汚
(
よ
)
ごれに
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
汚
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
“汚”を含む語句
汚穢
汚涜
汚点
薄汚
汚濁
意地汚
汚物
口汚
汚水
汚塵
汚染
小汚
汚辱
汚名
面汚
汚泥
穢汚
爺々汚
汚穢屋
染汚
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