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気流
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きりゅう
ふりがな文庫
“
気流
(
きりゅう
)” の例文
やがて、
冬
(
ふゆ
)
が
去
(
さ
)
り、
春
(
はる
)
になろうとして、
気流
(
きりゅう
)
は
争
(
あらそ
)
いました。
乱
(
みだ
)
れる
雲
(
くも
)
の
間
(
あいだ
)
から、
太陽
(
たいよう
)
は
下界
(
げかい
)
をのぞいて、たゆみなき
人間
(
にんげん
)
の
努力
(
どりょく
)
をながめながら
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ふだんに
寒冷
(
かんれい
)
な
気流
(
きりゅう
)
があって、よほどな
射手
(
いて
)
が、よほどな
矢
(
や
)
をおくらぬかぎり、その気流のさからいをうけずに
的
(
まと
)
へあたるということはありえないだろう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
谷間
(
たにま
)
の
気流
(
きりゅう
)
をうけてそれたのか、あるいは
弦切
(
つるぎ
)
れの
微妙
(
びみょう
)
な指さきに、なにかのおちどがあったのだろうか、とにかく、白鳥の峰へとどかぬうち、
霧
(
きり
)
のごとく
影
(
かげ
)
を
消
(
け
)
して
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“気流”の意味
《名詞》
気流(きりゅう)
大気や気体の流れ。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高