“きりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桐生63.2%
杞柳15.8%
気流10.5%
虁龍5.3%
寄留5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桐生きりゅう大学カレッジへ。桐生の大学は紡織と染色では私の国にまで響いています。独逸ドイツのフランクフルトアムマインの大学よりももっと響いています。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
少年の心事、その軟弱なること杞柳きりゅうの如く、他の指示するところにしたがいて変化すること、はなはだやすし。
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ふだんに寒冷かんれい気流きりゅうがあって、よほどな射手いてが、よほどなをおくらぬかぎり、その気流のさからいをうけずにまとへあたるということはありえないだろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
虁龍きりゅう高位に在りは建文帝をいう。山霊蔵するをゆるさず以下数句、燕王えんおう召出めしいだされしをいう。神龍氷湫より起るの句は、燕王崛起くっきの事をいう。い得てなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
虁龍きりゅう 高位に在り
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
外からきて一時寄留きりゅうする人の多いためでなく、村のなかでも大分だいぶまえから、この点については少しこまっていたのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)