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横死
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わうし
ふりがな文庫
“
横死
(
わうし
)” の例文
聞ば重五郎は
船場
(
ふなば
)
にて
横死
(
わうし
)
の由
是
(
これ
)
全
(
まつた
)
く儀左衞門殿が手に
掛
(
かけ
)
られしに
相違
(
さうゐ
)
なし然れば御内儀必ず我を
恨
(
うら
)
み給ふな是皆
自業自得
(
じごふじとく
)
と
諦
(
あきら
)
められよと申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
而して最後に猛然悔悟して、
横死
(
わうし
)
せしめし三十有余の癡漢の冥福を祈るに至りしを見よ。之れ即ち粋の本性にはあらずや。
粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「いや、飛んだお邪魔いたしました。阿倍川町の父上樣は重態ですよ。城彈三郎が
横死
(
わうし
)
した上は、御遠慮には及びません。御見舞にいらつしやい」
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
伯氏
(
あに
)
は菊花の
約
(
ちかひ
)
を重んじ、命を捨てて百里を
来
(
こ
)
しは
信
(
まこと
)
ある
極
(
かぎり
)
なり。士は今尼子に
媚
(
こ
)
びて
一三六
骨肉
(
こつにく
)
の人をくるしめ、此の
一三七
横死
(
わうし
)
をなさしむるは友とする
信
(
まこと
)
なし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
懸
(
かけ
)
られ越前守殿の
白洲
(
しらす
)
へ
呼込
(
よびこみ
)
と成しかば久八有し次第を逐一に申立し時既に其場所よりも
横死
(
わうし
)
人の
屆
(
とゞ
)
け出けるにより先久八は
入牢
(
じゆらう
)
申付られ
檢死
(
けんし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
集
(
あつ
)
め
扨
(
さて
)
相談
(
さうだん
)
に及ぶは
此度
(
このたび
)
不※
(
はからづ
)
も感應院の
横死
(
わうし
)
せしが
子迚
(
ことて
)
も無ればあと
目
(
め
)
相續
(
さうぞく
)
さすべき者なし
然
(
さり
)
とて
何時迄
(
いつまで
)
も當院を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“横死”の意味
《名詞》
横死(おうし)
思いがけない災害や事故や事件などによって死(し)ぬこと。非業の死。
(出典:Wiktionary)
“横死(横難横死)”の解説
横難横死(おうなんおうし)とは、予期しない災難や非業の死をとげること。
(出典:Wikipedia)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“横死”で始まる語句
横死者