“わうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
横死80.0%
王師20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、飛んだお邪魔いたしました。阿倍川町の父上樣は重態ですよ。城彈三郎が横死わうしした上は、御遠慮には及びません。御見舞にいらつしやい」
伯氏あには菊花のちかひを重んじ、命を捨てて百里をしはまことあるかぎりなり。士は今尼子にびて一三六骨肉こつにくの人をくるしめ、此の一三七横死わうしをなさしむるは友とするまことなし。
松山の板倉伊賀守勝静いたくらいがのかみかつきよは老中を勤めてゐた身分ではあるが、時勢にそむ王師わうしに抗すると云ふ意志は無かつたので、伊木の隊は血を流さずに鎮撫ちんぶの目的を遂げた。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)