しめ)” の例文
ふと、歓声とほこりが馬場のほうでいた。十番とつらの競馬のさいごの騎手が、もう勝負ノしめの彼方からこっちへ馬を返してくる。
これは『しめ立つ道』という本で岩波書店から出しておりますが、この中に「蓮池」という二部作ぶさくがありますがそのなかの「蕩児とうじちる地獄」だけを読んで
生活と一枚の宗教 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
暦日のない旦暮あけくれに、遽かにしめ立つものの白さが、身に沁みてきた。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
あさみどりしめゆひそめし早苗田の苗間なえまの田水のりにけるかな
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
秋晴やあえかの葛を馬のしめ
不器男句集:02 不器男句集 (新字旧仮名) / 芝不器男(著)
あさみどりしめゆひそめし早苗田の苗間なえまの田水のりにけるかな
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)