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標
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しめ
ふりがな文庫
“
標
(
しめ
)” の例文
ふと、歓声とほこりが馬場のほうで
沸
(
わ
)
いた。
十番
(
とつら
)
の競馬のさいごの騎手が、もう勝負ノ
標
(
しめ
)
の彼方からこっちへ馬を返してくる。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは『
標
(
しめ
)
立つ道』という本で岩波書店から出しておりますが、この中に「蓮池」という二
部作
(
ぶさく
)
がありますがそのなかの「
蕩児
(
とうじ
)
の
堕
(
お
)
ちる地獄」だけを読んで
生活と一枚の宗教
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
暦日のない
旦暮
(
あけくれ
)
に、遽かに
標
(
しめ
)
立つものの白さが、身に沁みてきた。
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
あさみどり
標
(
しめ
)
ゆひそめし早苗田の
苗間
(
なえま
)
の田水のりにけるかな
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
秋晴やあえかの葛を馬の
標
(
しめ
)
不器男句集:02 不器男句集
(新字旧仮名)
/
芝不器男
(著)
▼ もっと見る
あさみどり
標
(
しめ
)
ゆひそめし早苗田の
苗間
(
なえま
)
の田水のりにけるかな
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
“標”を含む語句
目標
標本
標準
商標
標題
浮標
標語
道標
墓標
澪標
標章
標榜
標的
標札
標識
標柱
標致
石標
木標
標幟
...