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梶原
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かぢはら
ふりがな文庫
“
梶原
(
かぢはら
)” の例文
それに、
洋画家
(
やうぐわか
)
の
梶原
(
かぢはら
)
さんが、
雨
(
あめ
)
を
凌
(
しの
)
ぎ、
波
(
なみ
)
を
浴
(
あ
)
びて、
船
(
ふね
)
でも、
巌
(
いは
)
でも、
名勝
(
めいしよう
)
の
実写
(
じつしや
)
をなすつたのも、
御双方
(
ごそうはう
)
、
御会心
(
ごくわいしん
)
の
事
(
こと
)
と
存
(
ぞん
)
じます。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「そんなものは出しやしません。唯の御浪人ですよ、
梶原
(
かぢはら
)
源左衞門と言つてね、五十年輩の立派な人だが、ひどく足が惡い」
銭形平次捕物控:214 鼬小僧の正体
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かの宇治川の合戰に、
梶原
(
かぢはら
)
の
磨墨
(
するすみ
)
に乘り勝つて、殿が先陣の功名させられたも、一つはこの生月の働きぢやぞ。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
利安等はどうかして兩夫人を逃がさうと
謀
(
はか
)
つた。黒田家の
運漕用達
(
うんさうようたし
)
に播磨國家島の船頭
梶原
(
かぢはら
)
太郎左衞門と云ふものがある。此太郎左衞門をかたらつて舟の用意をさせた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
坂
(
さか
)
の
見霽
(
みはらし
)
で、
駕籠
(
かご
)
が
返
(
かへ
)
る、と
思
(
おも
)
ひながら、
傍目
(
わきめ
)
も
触
(
ふ
)
らなかつた
梶原
(
かぢはら
)
さんは、——その
声
(
こゑ
)
に
振返
(
ふりかへ
)
ると、
小笠原氏
(
をがさはらし
)
が、
諸肌
(
もろはだ
)
ぬぎになつて、
肥腹
(
ふとつぱら
)
の
毛
(
け
)
をそよがせ、
腰
(
こし
)
に
離
(
はな
)
さなかつた
古手拭
(
ふるてぬぐひ
)
を
頸
(
くび
)
に
巻
(
ま
)
いた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
梶
漢検準1級
部首:⽊
11画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“梶原”で始まる語句
梶原景季
梶原平三景時
梶原景時
梶原景行
梶原景辰
梶原源太