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望蜀
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ばうしよく
ふりがな文庫
“
望蜀
(
ばうしよく
)” の例文
三十五
年
(
ねん
)
の九
月
(
ぐわつ
)
、
日
(
ひ
)
は
忘
(
わす
)
れたが
初旬
(
しよじゆん
)
であつた。それが
權現臺
(
ごんげんだい
)
最初
(
さいしよ
)
の
發掘
(
はつくつ
)
で、
其頃
(
そのころ
)
余
(
よ
)
の
宅
(
たく
)
は
陣屋横町
(
ぢんやよこちやう
)
に
在
(
あ
)
つて、
活東
(
くわつとう
)
望蜀
(
ばうしよく
)
の二
子
(
し
)
が
同住
(
どうじう
)
して
居
(
ゐ
)
た。
後
(
のち
)
に
玄川子
(
げんせんし
)
も
來
(
き
)
た。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
今日
(
けふ
)
は
天氣
(
てんき
)
が
快
(
い
)
いからとて、
幻花子
(
げんくわし
)
が
先導
(
せんだう
)
で、
狹衣
(
さごろも
)
、
活東
(
くわつとう
)
、
望蜀
(
ばうしよく
)
の三
子
(
し
)
が、
鍬
(
くわ
)
を
擔
(
かつ
)
いで
權現臺
(
ごんげんだい
)
に
先發
(
せんぱつ
)
した。
後
(
あと
)
から
余
(
よ
)
も
行
(
い
)
つて
見
(
み
)
ると、
養鷄所
(
やうけいじよ
)
の
裏手
(
うらて
)
の
萱原
(
かやはら
)
の
中
(
なか
)
を、四
人
(
にん
)
て
連
(
しき
)
りに
掘散
(
ほりち
)
らして
居
(
ゐ
)
る。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
“望蜀”の意味
《名詞》
望蜀(ぼうしょく)
あるものを苦労して得ても、その苦労を忘れ別のものをほしがること。人の欲望に限りがないこと。
(出典:Wiktionary)
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
蜀
漢検1級
部首:⾍
13画
“望蜀”で始まる語句
望蜀生
望蜀的