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暑寒
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しよかん
彼れも
縁切りと
仰しやつてから
最う五
年、
旦那樣ばかり
惡いのでは
無うて、
暑寒のお
遣いものなど、
憎くらしい
處置をして
見せるに、お
心がつひ
浮かれて、
自づと
足をも
向け
給ふ
つぐなうとあれば
聖人の
掟にも有事なり然らば
惡き
御政事にてはなきと决せり又
非學者の
難じて
曰く文王は
有徳な百姓町人の
罪死けいに
非るものを
過料を
出させて其金銀を以て
道路にたゝずみ
暑寒を