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明海
ふりがな文庫
“明海”の読み方と例文
読み方
割合
あかるみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかるみ
(逆引き)
懐
(
ふところ
)
に抱く珠の光りを
夜
(
よ
)
に抜いて、二百里の道を
遥々
(
はるばる
)
と闇の袋より取り出した時、珠は現実の
明海
(
あかるみ
)
に幾分か
往昔
(
そのかみ
)
の輝きを失った。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自分
(
じぶん
)
が
手
(
て
)
を
下
(
くだ
)
した
覺
(
おぼえ
)
がないにせよ、
考
(
かんが
)
へ
樣
(
やう
)
によつては、
自分
(
じぶん
)
と
生
(
せい
)
を
與
(
あた
)
へたものの
生
(
せい
)
を
奪
(
うば
)
ふために、
暗闇
(
くらやみ
)
と
明海
(
あかるみ
)
の
途中
(
とちゆう
)
に
待
(
ま
)
ち
受
(
う
)
けて、これを
絞殺
(
かうさつ
)
したと
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
であつたからである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
自分が手を
下
(
くだ
)
した覚がないにせよ、考えようによっては、自分と生を与えたものの生を奪うために、
暗闇
(
くらやみ
)
と
明海
(
あかるみ
)
の途中に待ち受けて、これを
絞殺
(
こうさつ
)
したと同じ事であったからである。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
明海(あかるみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
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明
明日
明瞭
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