旭日きよくじつ)” の例文
声望隆々として旭日きよくじつの如き勢を呈せしは明治十五六年より同十八九年の交に在りき。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
てんいまだくらし。東方とうはう臥龍山ぐわりうざんいたゞきすこしくしらみて、旭日きよくじつ一帶いつたいこうてうせり。昧爽まいさうきよく、しんみて、街衢がいく縱横じうわう地平線ちへいせんみな眼眸がんぼううちにあり。しかして國主こくしゆ掌中しやうちうたみ十萬じふまんいまはたなにをなしつゝあるか。
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
旭日きよくじつののぼるごとく
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)