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无
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なき
ふりがな文庫
“
无
(
なき
)” の例文
鳥獣
(
とりけだもの
)
は
雪中
(
せつちゆう
)
食
(
しよく
)
无
(
なき
)
をしりて雪
浅
(
あさ
)
き国へ
去
(
さ
)
るもあれど一
定
(
ぢやう
)
ならず。雪中に
籠
(
こも
)
り
居
(
ゐ
)
て朝夕をなすものは人と熊と也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
されば人は
常
(
つね
)
に
神仏
(
かみほとけ
)
を
信心
(
しん/″\
)
して
悪事
(
あくじ
)
災難
(
さいなん
)
を
免
(
まぬか
)
れん事をいのるべし。
神仏
(
かみほとけ
)
を
信
(
しん
)
ずる心の
中
(
うち
)
より悪心はいでぬもの也。悪心の
无
(
なき
)
が
災難
(
さいなん
)
をのがるゝ第一也とをしへられき。今も
猶
(
なほ
)
耳
(
みゝ
)
に残れり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
悍悪
(
かんあく
)
の事に狼の字をいふもの○
残忍
(
ざんにん
)
なるを
豺狼
(
さいらう
)
の心といひ○声のおそろしきを
狼声
(
らうせい
)
といひ○
毒
(
どく
)
の
甚
(
はなはだ
)
しきを
狼毒
(
らうどく
)
といひ○事の
猥
(
みだりなる
)
を
狼々
(
らう/\
)
○
反相
(
はんさう
)
ある人を
狼顧
(
らうこ
)
○
義
(
ぎ
)
无
(
なき
)
を中山狼○
恣
(
ほしいまゝ
)
に
食
(
くふ
)
を
狼飡
(
らうざん
)
○
病
(
やまひ
)
烈
(
はげしき
)
を
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その多き中にも格別に目をおどろかすほどの
珎奇
(
ちんき
)
の物は
无
(
なき
)
ものなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その多き中にも格別に目をおどろかすほどの
珎奇
(
ちんき
)
の物は
无
(
なき
)
ものなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“无(
無
)”の解説
無(む、无)とは、ないこと、存在しないこと。事物あるいは対象となる事柄が有を成さないといった様態及び概念。物体が物質的構成を成さないこと。一切の否定を一般化した表現。対義語は有。「定義されていない(未定義)」事とは意味合いが異なる場合がある。
(出典:Wikipedia)
无
部首:⽆
4画
“无”を含む語句
无㕝
无夢
无子
不遠復无祗悔
无事
无何
无学
无用
无病
无耶志
无言
无難
毛无
石无
虚无党