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数寄屋河岸
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すきやがし
ふりがな文庫
“
数寄屋河岸
(
すきやがし
)” の例文
わたしはまだ京橋区
数寄屋河岸
(
すきやがし
)
の
泰明
(
たいめい
)
小学校へ通うほどの少年でしたが、冬にでもなりますと、寒さのために手や足がはれまして
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
数寄屋河岸
(
すきやがし
)
の
真顔
(
まがほ
)
が、「イヤ
是
(
これ
)
は
大方
(
おほかた
)
二十一
日
(
にち
)
であらう、「
昔
(
むかし
)
」と
云
(
い
)
ふ
字
(
じ
)
ハ、廿一
日
(
にち
)
と書くから、まア廿一
日
(
にち
)
に
行
(
い
)
つて見なさい。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
数寄屋河岸
(
すきやがし
)
に事務所をもち、かつて
骨董癖
(
こっとうへき
)
のある英人弁護士の事務所に働いたこともあるので、自分でも
下手
(
げて
)
ものの骨董品や、異国趣味の室内装飾品などが好きであったが
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
かけるようなものだと種々に考えまして親父の寝付いた時分に
窃
(
そっ
)
と抜け出して
数寄屋河岸
(
すきやがし
)
の柳番屋の脇の処に立って居りました。
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
毎月
(
まいげつ
)
やらうと
云
(
い
)
ふ事に
相成
(
あひなり
)
、
蜀山人
(
しよくさんじん
)
、
或
(
あるひ
)
は
数寄屋河岸
(
すきやがし
)
の
真顔
(
まがほ
)
でございますの、
談洲楼焉馬
(
だんしゆうろうえんば
)
などゝ
云
(
い
)
ふ
勝
(
すぐ
)
れた
狂歌師
(
きやうかし
)
が
寄
(
よ
)
つて、
唯
(
たゞ
)
落語
(
らくご
)
を
拵
(
こしら
)
へたまゝ
開
(
ひら
)
いても
面白
(
おもしろ
)
くないから
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
“数寄屋”で始まる語句
数寄屋橋
数寄屋
数寄屋町
数寄屋普請
数寄屋廂
数寄屋風
数寄屋門
数寄屋造
数寄屋橋側
数寄屋橋内