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推出
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おしだ
ふりがな文庫
“
推出
(
おしだ
)” の例文
或物
(
あるもの
)
を窓の外へ
推出
(
おしだ
)
し
突出
(
つきだ
)
すような身のこなし、それが済むと
忽
(
たちま
)
ち身を
捻向
(
ねじむ
)
けて私の顔をジロリ、睨まれたが最期、私はおぼえず
悚然
(
ぞっ
)
として
最初
(
はじめ
)
の勇気も
何処
(
どこ
)
へやら
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夫人は端然として
傍目
(
わきめ
)
も振らず、
侍女
(
こしもと
)
二人は顔見合せ、
吐息
(
といき
)
と共に
推出
(
おしだ
)
す一言、「おお危い。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おぬるくて、のろい癖に、もの見高な、せっかちで、お天守見届けのお使いの帰るのを待兼ねて、
推出
(
おしだ
)
したのでござります。もしえもしえ、図書様のお姿が小さく見えます。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……大勢の弟子のうちから、地震に
散
(
ちら
)
ばらないのだけ、四五人
誘合
(
さそいあ
)
って、てこに、麻縄、
鋤
(
すき
)
、セメントなんどを用意して、シャツにズボンばかり、浴衣に
襷
(
たすき
)
がけの
勢
(
いきおい
)
で
推出
(
おしだ
)
したんです。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とお貞は
推出
(
おしだ
)
すがごとくに言う。少年はそれには関せず。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
と友禅の
座蒲団
(
ざぶとん
)
を直して、
桐火桶
(
きりひおけ
)
を
推出
(
おしだ
)
したまい
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“推”で始まる語句
推
推敲
推察
推量
推参
推薦
推測
推移
推古
推進機