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掛矢
ふりがな文庫
“掛矢”の読み方と例文
読み方
割合
かけや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけや
(逆引き)
掛矢
(
かけや
)
を
揮
(
ふる
)
って、玄関の大戸が見事に打ち破られるのを正面に立って眺めていたが、その時、門番小屋から、小者らしい男の影が、
鼬
(
いたち
)
のように
樹蔭
(
こかげ
)
へ走った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
成る程、
掛矢
(
かけや
)
でブンなぐっても潰れそうもない面構えだ。取敢えず敬意を表するために、吾輩は山高帽を脱ぎながらツカツカと進み寄って、
恭
(
うやうや
)
しく頭を下げた。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「左様でござります、なんにしても乱世でござりますから、盗賊も
大袈裟
(
おおげさ
)
で、
掛矢
(
かけや
)
の
大槌
(
おおづち
)
を以て戸を表から押破って乱入致し、軍用金を出せ、軍用金を出せと
嚇
(
おど
)
しますとやら」
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
掛矢(かけや)の例文をもっと
(6作品)
見る
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
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