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振廻
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ふりまは
ふりがな文庫
“
振廻
(
ふりまは
)” の例文
それも
時
(
とき
)
と
場合
(
ばあひ
)
によつたもので、のべつに
勝氣
(
かちき
)
を
振廻
(
ふりまは
)
しても
成
(
な
)
りますまい、
其
(
その
)
うちにも
女
(
をんな
)
の
勝氣
(
かちき
)
、
中
(
なか
)
へつゝんで
諸事
(
しよじ
)
を
心得
(
こゝろえ
)
て
居
(
ゐ
)
たら
宜
(
よ
)
いかも
知
(
し
)
れませぬけれど
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一方で家の爲といふのを
楯
(
たて
)
にすれば、一方では個人
主義
(
しゆぎ
)
を
振廻
(
ふりまは
)
す。軈がては親は子に對つて、
不孝
(
ふかう
)
なるやくざ者と
罵
(
のゝし
)
る、子は親に對つて、無
慈悲
(
じひ
)
な
驅
(
かたり
)
だと
毒
(
どく
)
吐く。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振翳
振子
振切