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挙動
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ようす
ふりがな文庫
“
挙動
(
ようす
)” の例文
旧字:
擧動
六人が先に、五人は
後
(
うしろ
)
になって行くが、その二組が一つ連れであることは、
暫
(
しばら
)
く
挙動
(
ようす
)
を見ているとわかった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
機に臨んで要領を得ないような
挙動
(
ようす
)
をやられるので始終ハラハラした心持で
随
(
つい
)
てゆくのであった。
誘拐者
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
矢立
(
やたて
)
をパチンとあけて、紙をスラスラと
展
(
ひろ
)
げる、その音まで
鮮
(
あざ
)
やかに響いて来るのです。竜之助は男女の
挙動
(
ようす
)
を手にとるように洩れ聞いて、どういうものか、これを哀れむ気が起らなかった。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
本当
(
ほんと
)
?」と雪江さんも急に
莞爾々々
(
にこにこ
)
となった。私は見ないでも雪江さんの
挙動
(
ようす
)
は一々分る。「
本当
(
ほんと
)
? そんなら
好
(
い
)
いけど……ちょいとちょいと、其代り……」と小声になって、「ルビー入りよ。」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
晋齋もお若が
何
(
なん
)
というであろうか、
若
(
も
)
しや恩愛の絆にからまれてダヾを
捏
(
こ
)
ねはせまいかと心配致し、ジッと顔をながめ
挙動
(
ようす
)
をうかゞって居りましたが、伯父様のよいようにと思い切った模様ですから
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
新三郎はもう老婆からお滝の怪しい
挙動
(
ようす
)
を詳しく聞いていた。
狐の手帳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“挙動”の意味
《名詞》
挙 動(きょどう)
人の動作や行動。
物質や機器類などの作動や作用、反応のようす。
(出典:Wiktionary)
“挙動(
行動
)”の解説
は、人間を含む動物の活動や行い全般を指す言葉である。ただし、日本語の「行動」がもっぱら生物(特に動物)に適用されるのに対し、英語の「behavio(u)r」は物体・機械など無生物の挙動・振舞いの意味で用いられることがある。
(出典:Wikipedia)
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“挙”で始まる語句
挙
挙句
挙措
挙手
挙止
挙世
挙母
挙止動作
挙人
挙家