おさへ)” の例文
母親お貞はかくと見るよりそれきれそれおさへよといふに太七はふるへ居て役に立ざれば母親はと進みよりとほちがひに太七がたいしたる脇差を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見渡すに夜中の事ゆゑ夫なりと目當めあては知ねど女の聲ヤヨ人殺し/\助け給へと叫ぶにぞさてこそ惡漢御參んなれと猶一さん馳着はせつきて用意の延棒のべぼうを追取直してをどりこみて女房をおさへたる惡漢どもを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)