“押掛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしか55.6%
おしかけ33.3%
オシカカ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の女がここのかどくぐった所を見ると、妾は何日いつでも押掛おしかけて来て、頭の毛を一本一本引ッこ抜いてるから、う思っておいでなさい。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
去年の冬の初めに饂飩屋から暇を取るとそのまま、貯金の通帳と一緒に、福太郎の自炊している小頭こがしら用の納屋に転がり込んで、無理からの押掛おしかけ女房になってしまったのであった。
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
秀吉ガ御馬ノ先手衆サキテシユウ鑓合ヤリアハセ申スト等シク、日向守ガ備ヘヲバ突キ崩サレ、一町バカリ引退ヒキノク処ヘ、又々、敵ノ先手ツメカケ候ヘバ、秀吉、味方若シヤ押掛オシカカラレクヤト思シメシケム
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)