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押掛
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おしかけ
ふりがな文庫
“
押掛
(
おしかけ
)” の例文
去年の冬の初めに饂飩屋から暇を取るとそのまま、貯金の通帳と一緒に、福太郎の自炊している
小頭
(
こがしら
)
用の納屋に転がり込んで、無理からの
押掛
(
おしかけ
)
女房になってしまったのであった。
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
押掛
(
おしかけ
)
のお座敷に往っても御祝儀は下さいませんから誠に困りますよ、お
歳暮
(
せいぼ
)
の時なんぞは御祝儀処か、おやお出でかえ誠に取込んで居るからと云うんで、無しさ、
幇間
(
たいこもち
)
なんどは暮はいけませんなア
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
させ置て
不意
(
ふい
)
に幸手へ
押掛
(
おしかけ
)
三五郎を
討取
(
うちとる
)
工夫
(
くふう
)
は
幾等
(
いくら
)
も有うと言ふに掃部も成程敵は知て居上ならばマア
急事
(
せくこと
)
もねへが彼が兄弟分の重四郎と云ふ
奴
(
やつ
)
は少し
手強
(
てごは
)
ひ奴なり然し
侠氣
(
たてひき
)
も有奴だから親分の敵を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“押掛”で始まる語句
押掛女房