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悪夢
ふりがな文庫
“悪夢”の読み方と例文
旧字:
惡夢
読み方
割合
あくむ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくむ
(逆引き)
まるで、
悪夢
(
あくむ
)
から
醒
(
さ
)
めたよう……ふとみると春の
陽
(
ひ
)
はさんさんと木の間からもれて若草にもえ、鳥はほがらかに
音
(
ね
)
を
張
(
は
)
ってうたっている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こう
感
(
かん
)
ずると、
地主
(
じぬし
)
は、
急
(
きゅう
)
に
悪夢
(
あくむ
)
からさめたような
気
(
き
)
がしたのでした。
同時
(
どうじ
)
に、
目
(
め
)
の
前
(
まえ
)
へ、
清
(
きよ
)
らかで、
平
(
たい
)
らかな
人
(
ひと
)
として
踏
(
ふ
)
むべき
道
(
みち
)
の
開
(
ひら
)
けるのを
感
(
かん
)
じました。
子供は悲しみを知らず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
悪夢
(
あくむ
)
のように過ぎたここ五年間は、大石先生をも人なみのいたでと苦痛のすえに、小さな息子にいたわられながら、このへんぴな村へ
赴任
(
ふにん
)
してこなければならぬ
境遇
(
きょうぐう
)
に追いこんでいた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
悪夢(あくむ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“悪夢”の解説
悪夢(あくむ 英:Nightmare)は、睡眠時に見る嫌な夢。もしくは、悪い夢のこと。また比喩表現として、この世のものとは思えない程の悲惨な光景のことを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
夢
常用漢字
小5
部首:⼣
13画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
“悪夢”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
壺井栄
末吉安持
海野十三
吉川英治
芥川竜之介
小川未明