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恭助
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けうすけ
ふりがな文庫
“
恭助
(
けうすけ
)” の例文
いつしか
恭助
(
けうすけ
)
ぬしが
耳
(
みゝ
)
に
入
(
い
)
れば、
安
(
やす
)
からぬ
事
(
こと
)
に
胸
(
むね
)
さわがれぬ、
家
(
いゑ
)
つきならずは
施
(
ほどこ
)
すべき
道
(
みち
)
もあれども、
浮世
(
うきよ
)
の
聞
(
きこ
)
え、これを
別居
(
べつきよ
)
と
引離
(
ひきはな
)
つこと、
如何
(
いか
)
にもしのびぬ
思
(
おも
)
ひあり
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
出
(
だ
)
しぬけの
仰
(
おほ
)
せは
聞
(
き
)
ませぬとて
泣
(
な
)
くを、
恭助
(
けうすけ
)
振向
(
ふりむ
)
いて
見
(
み
)
んともせず、
理由
(
わけ
)
あればこそ、
人並
(
ひとなみ
)
ならぬ
事
(
こと
)
ともなせ、一々の
罪状
(
ざいじやう
)
いひ
立
(
たて
)
んは
憂
(
う
)
かるべし、
車
(
くるま
)
の
用意
(
ようい
)
もなしてあり、
唯
(
たゞ
)
のり
移
(
うつ
)
るばかりと
言
(
い
)
ひて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
恭
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“恭”で始まる語句
恭
恭々
恭順
恭謙
恭敬
恭一
恭々敷
恭〻
恭倹
恭忠