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恭順
ふりがな文庫
“恭順”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうじゅん
85.7%
きようじゆん
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうじゅん
(逆引き)
もとより彼は尊氏の
恭順
(
きょうじゅん
)
などにすこしでも本来の戦意を
鈍
(
にぶ
)
らせているものではない。相手の偽装降伏は百も知ってのうえの戦略だった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
毛利父子を
恭順
(
きょうじゅん
)
せしめ、三家老の首を挙げて、和平の局を結ばしめたのは、実は薩摩の西郷吉之助があって、その
間
(
かん
)
に奔走周旋したればこそだ、尾張藩の功というよりも、西郷の功だ
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
恭順(きょうじゅん)の例文をもっと
(6作品)
見る
きようじゆん
(逆引き)
汝將に京に入らんとすと
聞
(
き
)
く、請ふ吾が爲めに
恭順
(
きようじゆん
)
の意を致せと。余江戸を發して桑名に
抵
(
いた
)
り、柳原
前光
(
さきみつ
)
公軍を
督
(
とく
)
して至るに遇ふ。余爲めに之を告ぐ。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
〔譯〕
匿情
(
とくじやう
)
は
愼密
(
しんみつ
)
に
似
(
に
)
る。
柔媚
(
じうび
)
は
恭順
(
きようじゆん
)
に似る。
剛愎
(
がうふく
)
は
自信
(
じしん
)
に似る。故に君子は
似
(
に
)
て
非
(
ひ
)
なる者を
惡
(
にく
)
む。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
恭順(きようじゆん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“恭順”の意味
《名詞》
恭順(きょうじゅん)
謹んで命令などに従うこと。
(出典:Wiktionary)
恭
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
順
常用漢字
小4
部首:⾴
12画
“恭順”で始まる語句
恭順的
恭順朴訥
検索の候補
恭順的
恭順朴訥
金丸恭順
“恭順”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹
パウル・トーマス・マン
佐々木邦
吉川英治
中里介山