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恭謙
ふりがな文庫
“恭謙”の読み方と例文
読み方
割合
きょうけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうけん
(逆引き)
「アハハハ君は刑事を大変尊敬するね。つねにああ云う
恭謙
(
きょうけん
)
な態度を持ってるといい男だが、君は巡査だけに
鄭寧
(
ていねい
)
なんだから困る」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
恭謙
(
きょうけん
)
そのものを形に現わしたならば、こうもあろうかと思われるような、——そういう恭謙な態度となったが「いわく!」ともう一度言葉をなぞった。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と、言い、わしは出所して始めての暖かく
恭謙
(
きょうけん
)
な挨拶を受けたが、その時、眼をあげた奈世はわしの眼にぶつかると、わしにもはっきりとわかる程に顔を
赫
(
あか
)
らめた。
面
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
恭謙(きょうけん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“恭謙”の意味
《名詞》
謹み深く、へりくだった態度であるさま。
(出典:Wiktionary)
恭
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
謙
常用漢字
中学
部首:⾔
17画
“恭”で始まる語句
恭
恭々
恭順
恭敬
恭一
恭助
恭々敷
恭〻
恭倹
恭忠
“恭謙”のふりがなが多い著者
富田常雄
国枝史郎
夏目漱石
吉川英治