“けうすけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
恭助100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつしか恭助けうすけぬしがみゝれば、やすからぬことむねさわがれぬ、いゑつきならずはほどこすべきみちもあれども、浮世うきよきこえ、これを別居べつきよ引離ひきはなつこと、如何いかにもしのびぬおもひあり
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しぬけのおほせはませぬとてくを、恭助けうすけ振向ふりむいてんともせず、理由わけあればこそ、人並ひとなみならぬことともなせ、一々の罪状ざいじやういひたてんはかるべし、くるま用意よういもなしてあり、たゞのりうつるばかりとひて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)