“きょうすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
喬介33.3%
狂介33.3%
恭助16.7%
恭輔16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では、だれか郷士を連れてゆくがよい。喬介きょうすけでも三五兵衛でも」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わしのことを、このごろまた狂介きょうすけ々々と呼びずてにして、不埒ふらちな新聞じゃ。
山県有朋の靴 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
「いいえ、科は違います。法学士です。そのまた上の兄さんが広田先生のお友だちだったのですけれども、早くおなくなりになって、今では恭助きょうすけさんだけなんです」
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
呪詛じゅそと嫉妬の声が、次第に集って、大楽だいらく源太郎、富永有隣ゆうりん小河真文おがわまさぶみ古松簡二ふるまつかんじ、高田源兵衛、初岡敬治、岡崎恭輔きょうすけなぞの政府顛覆てんぷくを計る陰謀血盟団が先ず徐々に動き出した。
流行暗殺節 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)