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恥入
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はぢい
ふりがな文庫
“
恥入
(
はぢい
)” の例文
さういつて淋しく笑ふと、女のやうな表情になるのを、徳松は、自分でもひどく
恥入
(
はぢい
)
つて居る樣子です。
銭形平次捕物控:142 権八の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
面當
(
つらあて
)
がましく
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
らしい、
我勝手
(
われがつて
)
の
凡夫
(
ぼんぷ
)
の
淺
(
あさ
)
ましさにも、
人知
(
ひとし
)
れず、
面
(
おもて
)
を
合
(
あ
)
はせて、
私
(
わたし
)
たちは
恥入
(
はぢい
)
つた。が、
藥王品
(
やくわうぼん
)
を
誦
(
ず
)
しつゝも、
鯖
(
さば
)
くつた
法師
(
ほふし
)
の
口
(
くち
)
は
臭
(
くさ
)
いもの。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
客等
(
きやくら
)
が
立去
(
たちさ
)
つてからも、
彼
(
かれ
)
は
一人
(
ひとり
)
で
未
(
ま
)
だ
少時
(
しばらく
)
惡體
(
あくたい
)
を
吻
(
つ
)
いてゐる。
然
(
しか
)
し
段々
(
だん/\
)
と
落着
(
おちつ
)
くに
隨
(
したが
)
つて、
有繋
(
さすが
)
にミハイル、アウエリヤヌヰチに
對
(
たい
)
しては
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
で、
定
(
さだ
)
めし
恥入
(
はぢい
)
つてゐる
事
(
こと
)
だらうと
思
(
おも
)
へば。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
恥
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“恥入”で始まる語句
恥入處