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御負
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おまけ
ふりがな文庫
“
御負
(
おまけ
)” の例文
頭から足からどこからどこまで実によく手落なく洗いますね。
御負
(
おまけ
)
に
楊枝
(
ようじ
)
まで使って。あの綿密な事には僕もほとんど感心しちまった
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今
(
いま
)
裏
(
うら
)
へ
回
(
まは
)
つて
見
(
み
)
たら、
此
(
この
)
文庫
(
ぶんこ
)
が
落
(
お
)
ちてゐて、
中
(
なか
)
に
這入
(
はい
)
つてゐた
手紙
(
てがみ
)
なんぞが、
無茶苦茶
(
むちやくちや
)
に
放
(
はふ
)
り
出
(
だ
)
してあつた。
御負
(
おまけ
)
に
御馳走
(
ごちそう
)
迄
(
まで
)
置
(
お
)
いて
行
(
い
)
つた
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「じゃ、買って来なくっても好かったのに。つまらないわ、回り
路
(
みち
)
をして。
御負
(
おまけ
)
に雨に降られ
損
(
そく
)
なって、息を切らして」
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
山路で、
黒闇
(
くらやみ
)
で、人っ子一人通らなくって、
御負
(
おまけ
)
に蝙蝠なんぞと
道伴
(
みちづれ
)
になって、いとど物騒な虚に乗じて、長蔵さんが事ありげに声を
揚
(
あ
)
げたんである。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂