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御許
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みもと
ふりがな文庫
“
御許
(
みもと
)” の例文
ここに大長谷の王の
御許
(
みもと
)
に侍ふ人ども、「うたて物いふ御子なれば、御心したまへ
四
。また御身をも堅めたまふべし」とまをしき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
今父なる神の
御許
(
みもと
)
にかえろうとして、何よりもまずイエスの心にかかったものは、己が敵を赦すことでありました。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
そうなれば皆さんも心から同情して、『主よ、この罪の天使はふたたび
御許
(
みもと
)
に還ろうとしております……』
決闘
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
この新しい会堂で最初のミサを聞いたとき、ダリヨは床の上に伏して歓びの涙を流し、地上の望みはもう達せられた、
御意
(
みこころ
)
のままに、何時にても
御許
(
みもと
)
に召し給え、と云ったという。
鎖国:日本の悲劇
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
私
(
わたくし
)
どもは
全
(
まった
)
く
雛子
(
ひなこ
)
の
小
(
ちい
)
さな
手
(
て
)
に
導
(
みちび
)
かれて
神様
(
かみさま
)
の
御許
(
みもと
)
に
近
(
ちか
)
づくことができたのでございます。
私
(
わたくし
)
がこちらの
世界
(
せかい
)
へまいる
時
(
とき
)
にも、
真先
(
まっさ
)
きに
迎
(
むか
)
えに
来
(
き
)
てくれたのは
矢張
(
やは
)
りあの
娘
(
こ
)
でございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
われは此石の下に、唯だ一團の塵を留むるのみなるを知る、アヌンチヤタが魂の
聖母
(
マドンナ
)
の
御許
(
みもと
)
に在り、その影の我胸中に在りて、此石の下なる塵のわが執着すべき價あるものにあらざるを知る。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
〔脇を扇ぎて〕翼を動かして、即ち神の
御許
(
みもと
)
に飛行きて
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
すなはちその若日下部の王の
御許
(
みもと
)
にいでまして、その犬を賜ひ入れて、詔らしめたまはく、「この物は、今日道に得つる
奇
(
めづら
)
しき物なり。かれ
妻問
(
つまどひ
)
の物
五
」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
何とかしてイエスを亡ぼそうと
企
(
たくら
)
んだのですが、群衆はイエスを慕うてその
御許
(
みもと
)
に集まったのです。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
〔たふとき目的〕神の
御許
(
みもと
)
にいたる事
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
このお話のあった直後、十二弟子のうちヤコブ、ヨハネ、兄弟がそっと
御許
(
みもと
)
に来て
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
“御許”で始まる語句
御許様
御許容
御許可
御許嫁
御許被下