“御坐(おすわ)” の例文
「今夜(こんや)は御誘(おさそ)ひ申(まを)しますから、是(これ)から夕方(ゆふがた)迄(まで)しつかり御坐(おすわ)りなさいまし」と眞面目(まじめ)に勸(すゝ)めたとき、宗助(そうすけ)は又(また)一種(いつしゆ)の責任(せきにん)を感(かん)じた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「御世話(おせわ)どころか、萬事(ばんじ)不行屆(ふゆきとゞき)で嘸(さぞ)御窮屈(ごきゆうくつ)で御座(ござ)いましたらう。然(しか)し是程(これほど)御坐(おすわ)りになつても大分(だいぶ)違(ちが)ひます。わざ/\御出(おいで)になつた丈(だけ)の事(こと)は充分(じゆうぶん)御座(ござ)います」と云(い)つた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「まあここへ御坐(おすわ)んなさい」
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)