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得言
ふりがな文庫
“得言”の読み方と例文
読み方
割合
えい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えい
(逆引き)
お登和嬢何事も
得言
(
えい
)
わでただサメザメと泣いている。忽ち大原家より駆け出したるお代嬢、
四辺
(
あたり
)
を見廻して大原の姿を見付け「満さーん、
其処
(
そこ
)
であにしているだ」
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
又
(
また
)
まゝ
娘
(
むすめ
)
と
紛紜
(
もめ
)
でも
起
(
おこ
)
りましたのか、
氣
(
き
)
の
狹
(
せま
)
い
人
(
ひと
)
なれば
何事
(
なにごと
)
も
口
(
くち
)
には
得言
(
えい
)
はで、たんと
胸
(
むね
)
を
痛
(
いた
)
くするが
彼
(
あ
)
の
人
(
ひと
)
の
性分
(
しやうぶん
)
、
困
(
こま
)
りもので
御座
(
ござ
)
ります、とて
態
(
わざ
)
との
高笑
(
たかわら
)
ひをして
聞
(
き
)
かせれば
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
嫂は物も
得言
(
えい
)
わず、ただうちふるえて兄の身体をゆすぶっていましたが、百合子が「姉さん、しっかりして頂戴」と後から
囁
(
ささや
)
きますと、そのままとうとう百合子の腕の中に気を失ってしまいました。
赤耀館事件の真相
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
得言(えい)の例文をもっと
(3作品)
見る
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“得”で始まる語句
得
得意
得物
得心
得体
得々
得手
得度
得態
得策
検索の候補
言得
得能通言
“得言”のふりがなが多い著者
村井弦斎
樋口一葉
海野十三