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彼家
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あそこ
ふりがな文庫
“
彼家
(
あそこ
)” の例文
彼家
(
あそこ
)
じゃ
奥様
(
おくさん
)
も好い
方
(
かた
)
だし御隠居様も小まめにちょこまかなさるが
人柄
(
ひと
)
は極く好い方だし、お清
様
(
さん
)
は出戻りだけに
何処
(
どこ
)
か
執拗
(
ひねく
)
れてるが
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
私
(
わし
)
が考えますに、
先方
(
むこう
)
はあゝ云う奴だから、詫びたっても
肯
(
き
)
くまいと思って、私が急いでお知らせ申しに来やしたが、お嬢さまが
彼家
(
あそこ
)
へ住込む時、虫が知らせましたよ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
もしまた出て来ても
彼家
(
あそこ
)
なら傘も貸せば人も付けてくれるはず——こう思うとそれが安心になってか、それから、今朝味噌松に起されるまでおみつはぐっすり眠ったという。
釘抜藤吉捕物覚書:03 三つの足跡
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
彼家
(
あそこ
)
で去年の暮に東京から呼んだ職人が、肋膜に
罹
(
かか
)
つて遂に此間死にましたがねす。それを
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「
彼家
(
あそこ
)
に、嫁さんか、娘さんか、きれいな女が居るだろう。」
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
そら
近頃
(
このごろ
)
出来たパン屋の隣に河井
様
(
さん
)
て軍人さんがあるだろう。
彼家
(
あそこ
)
じゃア二三日前に買立の
銅
(
あか
)
の大きな
金盥
(
かなだらい
)
をちょろりと
盗
(
や
)
られたそうだからねえ
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
彼家
(
あそこ
)
で去年の暮に東京から呼んだ職人が、肋膜に罹つて遂此間死にましたがねす。それを
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等