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弥々
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いよ/\
ふりがな文庫
“
弥々
(
いよ/\
)” の例文
旧字:
彌々
と仕方なく/\祖五郎は
我
(
わが
)
小屋へ立帰って、急に諸道具を売払い、奉公人に
暇
(
いとま
)
を出して、
弥々
(
いよ/\
)
此処
(
こゝ
)
を
立退
(
たちの
)
かんければなりません。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
美奈子は素気なく答へて歩き出しさうになつたので、久保はもう恥のために
弥々
(
いよ/\
)
堪らなくなつて
階段
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
弥々
(
いよ/\
)
明日の夕来た時は寄ってたかって腕足を
踏縛
(
ふんじば
)
って、素っ裸にして頭の毛を一本々々引抜いて、其の上で五分だめしにしなければ腹が癒えねえ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
跡で若草は
弥々
(
いよ/\
)
伊之助の事が心配になり、クヨ/\思うから、
漸々
(
だん/″\
)
と
御飯
(
ごはん
)
も食べられないようになりました、永煩いの処へ食が止ったゆえ若草は次第に痩せ衰え
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
なん
)
とも返答をいたす事が出来ないんで……矢ッ張黙ってモジ/\と
臀
(
いしき
)
ばかりを動かし、まるで猫に
紙袋
(
かんぶくろ
)
をきせましたように
後
(
あと
)
ずさりをいたしますんで、勝五郎は
弥々
(
いよ/\
)
急
(
せ
)
きたちまして
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
下に
囃子
(
はやし
)
を
為
(
し
)
て居ます。
弥々
(
いよ/\
)
重次郎さんが来る時には早めて囃子を致します。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此方
(
こちら
)
は
弥々
(
いよ/\
)
変だと思いますから早足にして、あれから
堤方
(
つゝみかた
)
を離れて
道塚
(
みちづか
)
へ出て、
徳持村
(
とくもちむら
)
の
霊巌寺
(
れいがんじ
)
を横に見て
西塚村
(
にしづかむら
)
へ出る畑中の小高い処、
此方
(
こなた
)
は
藪畳
(
やぶだゝみ
)
の屏風の様になって居る草原の処を通り掛ると
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
志「
弥々
(
いよ/\
)
難かしくなったら飛出そうか」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と云われて丈助は
弥々
(
いよ/\
)
驚き
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
々
3画
“弥”で始まる語句
弥
弥生
弥陀
弥撒
弥次馬
弥勒
弥次
弥縫
弥増
弥蔵