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廻燈籠
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まはりどうろ
ふりがな文庫
“
廻燈籠
(
まはりどうろ
)” の例文
園
(
その
)
の
隣
(
となり
)
なる
車
(
くるま
)
は、づゝと
長
(
なが
)
く
通
(
とほ
)
つた
青
(
あを
)
い
室
(
へや
)
で、
人数
(
にんず
)
は
其処
(
そこ
)
も
少
(
すく
)
ない。が、しかし二十
人
(
にん
)
ぐらゐは
乗
(
の
)
つて
居
(
ゐ
)
た。……
但
(
たゞ
)
し
其
(
それ
)
も、
廻燈籠
(
まはりどうろ
)
の
燈
(
ひ
)
が
消
(
き
)
えて、
雨
(
あめ
)
に
破
(
やぶ
)
れて、
寂然
(
しん
)
と
静
(
しづ
)
まつた
影
(
かげ
)
に
過
(
す
)
ぎない。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
燈
部首:⽕
16画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“廻”で始まる語句
廻
廻転
廻廊
廻縁
廻状
廻国
廻道
廻漕
廻轉
廻向