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幸手
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さつて
ふりがな文庫
“
幸手
(
さつて
)” の例文
扨
(
さて
)
も重四郎は
幸手
(
さつて
)
を立出で一先江戸表へ來りて
處々
(
しよ/\
)
を
見物
(
けんぶつ
)
なさんと十五六日も
逗留
(
とうりう
)
して上野淺草吉原兩國芝増上寺
其外
(
そのほか
)
處々を
見歩行
(
みあるき
)
或日又本町通りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
幸手
(
さつて
)
、
栗橋
(
くりばし
)
、
古河
(
こが
)
、
間々田
(
まゝだ
)
……の
昔
(
むかし
)
の
語呂合
(
ごろあはせ
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
す。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
見れば扇子一本
落
(
おち
)
てあり藤兵衞手に取あげ
能々
(
よく/\
)
見るに
鐵扇
(
てつせん
)
にて親骨に
杉田
(
すぎた
)
三五郎と
彫付
(
ほりつけ
)
有りし故掃部大いに
怒
(
いか
)
り然らば是は
幸手
(
さつて
)
の三五郎が
所業
(
しわざ
)
に
違
(
ちがひ
)
無
(
な
)
し今西の方へ
駈出
(
かけだ
)
して
行
(
ゆく
)
人影
(
ひとかげ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打けるにウンと言て其
儘
(
まゝ
)
悶絶
(
もんぜつ
)
なせしかば茂助は驚き
先生
(
せんせい
)
苛酷
(
ひどい
)
ことをされたり夫では爰には居ぬに
違
(
ちが
)
ひも有めへ
敵
(
かたき
)
は
幸手
(
さつて
)
の三五郎と知れて
居
(
ゐる
)
からは先々親分の死骸を葬り相手に油斷を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“幸手(幸手市)”の解説
幸手市(さってし)は、埼玉県の東部に位置する市。人口は約5万人。1986年に市制施行した。
(出典:Wikipedia)
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“幸手”で始まる語句
幸手宿
幸手屋