市街地しがいち)” の例文
噴火作用中ふんかさようちゆうもつとおそれられてゐるのは、赤熱せきねつした火山灰かざんばひ火口かこうから市街地しがいちむかつて發射はつしやされることである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
此時このとき市街地しがいち大部だいぶ沈下ちんかしてうみとなつたといふこともしるしてあるから、前記現象ぜんきげんしようおこつた場所ばしよあたらしい地盤ぢばんたりしに相違そういなかるべく、埋立地うめたてちであつたかもれない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
普通ふつう出來できてゐる水道鐵管すいどうてつかんは、地震ぢしんによつて破損はそんやすい。たゞ大地震だいぢしんのみならず、一寸ちよつとしたつよ地震ぢしんにもさうである。とく地盤ぢばんよわ市街地しがいちおいてはそれが著明ちよめいである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)