“岩穴”の読み方と例文
読み方割合
いわあな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だまって、しんぱくのはなしをきいていたいわつばめは、きゅうぶるいをしました。そして、あわてて岩穴いわあなかえってゆきました。
しんぱくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ふむ、あの探偵と小僧とが、脱走をしようとおもって岩穴いわあなをくずしているのかもしれない。きっとそれにちがいない。うむ、ひどい目にあわせてくれるぞ」
人造人間エフ氏 (新字新仮名) / 海野十三(著)
じょうくらいながさのある、まっくらな岩穴いわあなの中をくぐってそとへ出ますと、さあさあとおとてて、ちいさな谷川たにがわながれているところへ出ました。そのときおじいさんたちはふりいて
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)